高齢の方で爪のセルフケアが出来ず、爪トラブル(肥厚爪や陥入爪など)をおこしていることがあります。このような状態になると、痛みを伴い、日常生活に支障をきたす場合があります。看護師の功刀さんは、今年度ネイルセラピストの資格を取得しました。功刀さんの力を借り、回復期リハビリテーション病棟では患者さんのQOL向上、ADL拡大の一環として、ネイルケアに取り組んでいます。患者さんからは「爪を切ってと言えず困っていた」「痛みがなくなり足に力が入る」「(寝ながらやってもらえて)気持ちいい」など喜ばれています。看護師だけでなく、理学療法士や作業療法士など、多職種からの相談に対応しています。

